草津温泉について
最終更新日:2017年6月16日 登録
草津温泉は古くから人々に愛され、人々を癒してきた名湯。日本武尊や行基、源頼朝の開湯伝説をもち、日本最大の湯量と優れた治癒効能を誇るだけに、戦国時代には多くの武将が湯治に訪れ、又江戸時代には、文人、歌人をはじめ、年間1万人を超える来浴者が往来し、「草津千軒江戸構え」と詠われるほどの賑いをみせました。徳川八代将軍吉宗も草津の湯を江戸城まで運ばせて入浴したと言われ古くから栄えた温泉町です。
●草津温泉の特色
全て自然に湧出している自噴泉で泉質は強酸性の温泉です。温泉の湧出ケ所は数10カ所といわれていますが、個人で所有している源泉も数カ所あり、主に町で所有又は管理している源泉がほとんどで、万代源泉・湯畑源泉・白旗源泉・地蔵源泉・西の河原源泉・煮川源泉・熱の湯源泉の7源泉が代表的なものです。
●泉質
源泉の泉質は各源泉で若干異なりますが、主たる泉質は「酸性低張性高温泉」でpH2.0前後の強酸性であり、五寸釘を湯川の中に入れて置くと10日ほどで融けて無くなってしまいます。
湧出源泉の中でも万代源泉は約94.5℃と高温のため、プレート式熱交換器を使用し水道水と熱交換して温度を約54℃に下げたものを浴場に利用し、万代源泉以外の源泉は温度50℃前後で湧出しているため古来よりそのまま浴用として利用されてきました。
代表的な源泉では湯畑源泉で町の中心部の広場よりこんこんと湧き出て、訪れる観光客の目を楽しませています。
その他、温泉を利用し道路融雪や公共施設の室内暖房などを行い温泉熱の有効利用を図っています。
●共同浴場
町内の適所に19カ所の共同浴場を設置して、無料にて開放し住民はもとより、観光客にもご利用いただいております。
このページに関するお問い合わせ
愛町部 温泉課
電話番号:0279-88-7182
FAX番号:0279-88-0002